9月に観にいった映画・続き
先月は、9月10日の書き込み以降2本の映画を見てきました。
9月13日に、シネマヴェーラ渋谷と池袋の新・文芸坐のはしご。雨の中の移動でした。
九十九本目の生娘(1959年 新東宝)
あらすじはコチラ(キネマ旬報のデータベース)
岩手県の山奥に住む人々・舞草一族が代々伝える刀にまつわる伝奇ドラマ、、、とでも言いましょうか。タイトルが新東宝らしさに満ちたすごいものですが、これは舞草一族が10年に一回行う祭りで刀を鍛えるために生娘の血を使う設定になってるからなんです。最初は山奥に遊びに来ていたバーの女性(一人は三原葉子さん!)がつかまって血を抜かれれしまいますが、血が穢れていたため失敗!次にさらわれたのが、主人公の警察官の彼女。警察官は警官隊を引き連れて舞草一族の住む場所へと向かう・・・。
新東宝にありがちなカルトな映画なのではありますが、その昔、民俗学をかじっていたもので、「岩手県の山奥に住む人」で「遠野物語」に出てくる山人を思いだしたりしながら観ておりました。
若き日の菅原文太兄さんが主人公の警察官役で活躍してます。舞草一族と山ろくの人々の仲を取り持とうとする神主役の沼田曜一さんも好演。新東宝の怪奇映画に欠かせない五月藤江さんも大活躍ですが、お年を召した彼女に山を上り下りする格闘シーンはハードじゃなかったのかと心配してしまいました。。。
座頭市物語(1962年 大映)
「座頭市」シリーズ第一作。天知茂さまが新東宝倒産後に出演した最初の映画でもあります。天知さん扮する平手造酒観たさに行ってまいりました。あらすじはコチラ(キネマ旬報のデータベース)
飯岡一家と笹川一家がいがみ合う中、座頭市と造酒が次第に友情を深めていく様子が周りの状況の醜さゆえに一層美しく見えました。市と造酒が出会う場面や、寺の中で酒を酌み交わす場面は、最後の二人の対決の悲しさをより一層引き立てますね。
造酒が死んだ後、造酒が身を寄せていた寺でおそらく彼に向けて唱えられている読経が流れる中、彼を載せてきたらしい血に染まった駕籠を写す場面が切なかったです。
この映画、観た時よりも翌日以降二人の対決の悲しさがしみじみと心に迫ってきました。
「エイガヲミル」カテゴリの記事
- 本日のランチ(2009.12.30)
- 「残菊物語」(2009.11.29)
- 犬と猫と人間と(2009.11.22)
- 「こまどり姉妹がやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」(2009.10.31)
- 発掘!幻の大宝映画 第三弾!『波止場で悪魔が笑うとき』(2009.10.12)
この記事へのコメントは終了しました。









コメント