歌舞伎座夜の部
昨日の夜は、歌舞伎座の夜の部を観にいってきました。
今月の夜の部は、歌舞伎の作品の中でも特に好きな「め組の喧嘩」がかかっているのでゴキゲンです。なぜ好きかといいますと、この作品は私の地元が舞台になっているんですね。神社で起こった火消しのめ組と相撲取りたちの喧嘩を描いた作品なのですが、登場人物の台詞の中にも、地元の地名がけっこう出てきたりして。
それと、作品中で描かれるめ組の面々のアクションがカッコイイのです。観ているだけでスキッとする芝居です。
さらに、今回はめ組と相撲取りの喧嘩を止める(←おいしい役!)炊出しの喜三郎がごひいきの梅玉さんだったので、さらにゴキゲンなのでした。
ところで「炊出し」ってどんなお仕事?と思ってたら、イヤフォンガイドを借りていたツレの友人が解説に出てきたので教えてくれました。文字通り、災害時に炊出しをする際に責任者となるお仕事なのだそうです。だから火消しの面々とも懇意なんでしょうねえ。しかし、災害時に炊出しをする職業があるとは、江戸時代の江戸はやっぱり火事が多かったからなのでしょうか。
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