歌舞伎で、アウェー鑑賞。
歌舞伎でも、アウェーに観にいくことがあります。(私のホームは歌舞伎座なので)大阪、名古屋、京都、博多の大劇場から、地方の公営ホールまで。まあ、アウェーの洗礼はありませんが。
今回は、夏恒例の巡業の公演を観に松戸森のホール21まで行ってまいりました。自宅より約1時間半。近距離アウェーといったところか?
ちなみに歌舞伎は毎年夏に東、中央、西の三コースに分かれて各地の公営ホールで公演を行います。これが毎日違う場所で公演するので、関係者の皆様にとっては相当なアウェーの状況かと思われます。
さて、感想をちょっと。
「正札附根元草摺(しょうふだつきこんげんくさずり)」
松江の五郎と梅枝の舞鶴。梅枝がイイ。楚々とした中に秘めた強さの見えるところが絶妙。彼がすくすくといい女形に育ってきているのがうれしい。
「口上」
信二郎改め錦之助、玉太郎改め松江の襲名ご披露。ごひいきの梅玉さんが座頭で口上を取りまとめていたのがうれしかった。
「番町皿屋敷」
岡本綺堂版の、幽霊の出ないバージョンです。この作品を観て梅玉さんのファンになった思い出の作品なので、特別に思い入れがあるのだ!ちなみに初めて観たときの腰元お仙は東蔵さん、奴権次が錦吾さん。その彼らが今回は渋川後室眞弓と用人十太夫をやっているのに時代を感じます。(ちなみに、それは18年前のこと!)
梅玉さんの播磨は、昔よりも貫禄があって、台詞に感情の裏づけがある感じがします。お菊を斬ろうとして静止する権次(梅蔵さん好演。)に向かうときの青い炎が燃え上がるような怒りは今回初めて観られました。
「戻駕色相肩(もどりかごいろにあいかた)」
信二郎、松緑、隼人の三人の演目。信二郎さんのすっきりしたかっこよさはいいですねえ。松緑青年も貫禄付いてきていい感じ。隼人君は、ちょうど少年からオトナへ切り替わる年頃なんだろうな。これで声変わりが終わって色気が出てくれば鬼に金棒だ!
まあそんなことで、この三連休は映画、サッカー、歌舞伎と好きなものを堪能できました。ああ、シアワセ。
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