「沖縄久高島のイザイホー」
久しぶりに沖縄の話。
法政大学で開催されている「沖縄ドキュメント映画祭」で20日に「沖縄久高島のイザイホー」(1979・伝統文化記録保存会下中記念財団)を観てきました。民俗芸能を研究したかった自分にちょっとばかり戻ってみた。
今の時点では最後のイザイホーになってしまった1978年の祭祀の様子を2部に分けて撮影したドキュメンタリー。神アシャギや七つ橋を作るところから、片づけまでを淡々と追った作りになっています。
イザイホーの様子はこれまで写真でしか見たことがなかったので、新鮮な気持ちで見ていました。
派手な見せ場がある祭祀ではないです。
しかし、ナンチュとなる女性のいでたちが祭祀の期間に洗い髪→髪を結う→イザイ花をつけると次第に華やかになっていく様子や、神女たちのティルルに合わせての振ちが最初は手拍子や足運びだけだったのが、最終日には大きな扇を持つようになるのが、新しくナンチュになる、あるいは新しいナンチュを迎える晴れがましさを現しているようで印象に残りました。
ちなみに、久高島のことを知るなら比嘉康雄さんのこの本がオススメ。
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