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2009/11/23

皇室の名宝展

皇室の名宝展
連休最終日は、上野の国立博物館に「皇室の名宝展」を観にいってまいりました。

入場まで20分待ち、中に入っても人の頭で展示が見えないという状況だったので、見たい作品をピンポイントでじっくり眺める方針にして観覧しました。

・印象に残った展示物
「蒙古襲来絵詞」
ずーっと前から一度見てみたかった作品。武崎季長の乗った馬の躍動感、破裂する「てつはう」、土塁に座る武士たちの物々しさなど生き生きと描かれていて楽しい。季長、自分の名前を赤字で書いたりしていてこれは自己アピールか?

いろいろな人の筆跡
・聖徳太子の「法華義疏」→まじめでまめそうな人柄をうかがわせるきっちりとした筆跡。
・光明皇后の「杜家立成」→意外と豪快な人か?
・紀貫之の「万葉集」→かな書きの流麗さに萌え。

「螺鈿紫檀阮咸」
弾くのもよし、装飾品にするのもよしといろいろ楽しめそうな感じがした。聖武天皇愛用の品だったらしいがさもありなん。

平常展示の埴輪も眺めてきました。
皇室の名宝展
犬の埴輪。首輪に鈴みたいなものがついていたり、舌を出していたり、しっぽが巻いていたりとなかなかかわいいやつだ!

皇室の名宝展
踊る人々。思ったよりサイズが大きい。

※これらの埴輪は写真撮影OKでした。

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コメント

その四日前同じ所におりました。

豪華でため息。
随分早くに入館したのですが、「蒙古襲来絵詞」
がなかなか見られず、しばらくソファで様子をうかがい、待ち。他の作品群と違い男性陣がひきもきらずでした。男性の皆さんは背が高く横っちょから頭を左右にかしげかしげ…諦めました(苦笑)。

 その後の豪華な屏風群に慰められ、踊る衝立に見送られて博物館を後にしました。

「銀香炉」良いなぁ!龍に貸してやりたいようなと思っていました(笑)。
「書状藤原為家」の豪華な表装に目を奪われたりでした。

いきなりまた現れて、失礼しました!

>みどりさん
コメントが遅くなり、大変申し訳ありません。。。
「蒙古襲来絵詞」は、私が行ったときもすごい人だかりで人垣の合間を縫って最前列にトライした次第です。

書状や日本画も自分は未知の部分もあるのですが、分からなくても見ていると素晴らしさが伝わってくるような作品が多くて、よい時間を過ごせました。

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