国立劇場 初日
国立劇場の初日、行ってきました。そのときの風景を少々。PHSのカメラで撮ったので、画質がいまひとつなんですが。
劇場の入口は、このような感じ。
ロビーの鏡餅。
初日は、開演前に主な出演俳優と国立劇場の理事長氏の挨拶&鏡割りがあったのでロビーはお客さんでいっぱいでありました。
理事長氏の挨拶のときに、「隼町!」(国立劇場の所在地)と掛け声がかかったのがナイス。
私めも日本酒を頂きました。お酒の入った升はお土産でお持ち帰りできました。
さらに、鏡割りの後は太神楽の皆さんが曲芸を階段のところでご披露。茶碗や毬を傘でグルグル回していました。
今回の演目は、「四天王御江戸鏑」。文化12年に上演された作品を復活したもので、タイトルの通り頼光四天王モノであります。
平安時代と江戸時代が混ざって話が進むので、渡辺綱が鳶の頭の綱五郎さんに身をやつしていたりして面白い。他にも羅生門と吉原の羅生門河岸が掛けられていたり、こういう趣向は大好きなので楽しかった。
出演者では、時蔵の茨木婆が驚きのキャスティング(強欲ばあさん役!)ながら好演。
ちなみに羅生門河岸の場面では、宴たけなわになるとウサギの耳をつけた禿ちゃんたち(隼町48だって!)が登場して「あいたかった~♪」と踊ってました。そこへ下座の皆さんも「あいたかった~♪」とハモってなかなか面白かった。
最後の蜘蛛退治のシーンは舞台面がちょっと現代ナイズされすぎてたかな。
幕間は、ロビーで獅子舞も披露あり。ちなみに前方に獅子舞、後方に六代目の鏡獅子の彫刻という連獅子状態。この日はNHKの中継も入っていて、ゲストの中村玉緒サマも獅子舞に御祝儀をあげて頭をカジカジされていました。
国立劇場といえば、お正月興行は芝居の内容を説明した口上看板が出ますが。
前述の禿ちゃんたちのAKB48のパロディのことも載っていた!「秋葉が原に賑わえる無理な趣向を繋ぎ馬」という件り。
NHKの中継撮影中。ああ、この中継録画するの忘れた。玉緒さんの話を聴きたかったなあ。
国立演芸場の看板では、鳥獣戯画なウサギちゃんたちが踊っておりました。ウサギ歳だと、洋モノも和モノもかわいいディスプレイが多くていいよなあ。
終演後は、隼町→日比谷間のお濠端を徒歩でずんずん歩いてみました。お正月も結構ランナーさんが多かった。ウサギのバルーンアートをかぶって走っているおじさまもいた!
桜田門の手前からは、スカイツリーがちょっと見えました。二基あるクレーンの左に写ってます。
そういえば、箱根駅伝では明治大学が5位!来年はもっと上位に行けますように。今年は、村澤の大量追い上げのあった2区が面白かった。
写真は、マロニエゲート1階にいた明大ランナーマネキン君。
最近のコメント