カテゴリー「アマチシゲル」の19件の記事

2009/10/17

「明智小五郎読本」刊行!

明智小五郎の研究をされている住田忠久氏が、このたび長崎出版より「明智小五郎読本」を長崎出版より刊行されることになりました。
小説、映画、テレビから歌舞伎まで、さまざまな部分から明智小五郎を眺めた力作です。ミスター明智・天知茂様のことも取り上げていますのでシゲラーの方、要チェックです。

本の情報はアマゾンのコチラから。本の表紙画像はアップされていませんが、カッコイイです。

(10/5追記)
amazonのサイトに目次が載っていないので、掲載しました。

序/住田忠久 p.1-2
目次 p.3-6
明智小五郎相関図/平山雄一 p.8-7
明智小五郎調書/住田忠久 p.10-20
 (経歴/容貌/服装/特技/趣味/嗜好/癖/性格/住居/探偵方法/部下/警視庁、検察局の協力者/友人、知人/変装暦/語られざる事件)
コラム・明智小五郎のピストル/住田忠久 p.17
コラム・明智小五郎川柳/住田忠久 p.18
コラム・玩具、ゲームになった明智小五郎/住田忠久 p.19
明智小五郎ノート1 お洒落になった明智小五郎/住田忠久 p.21-23
明智小五郎ノート2 世界を巡る明智小五郎/住田忠久 p.24-26
明智小五郎ノート3 日本の話芸と明智小五郎/住田忠久 p.27-29
明智小五郎ノート4 お酒になった明智小五郎/住田忠久 p30-32
明智小五郎のライバル-乱歩の創造した探偵たち/住田忠久 p33-35
明智小五郎年代学とその周辺/平山雄一 p.36-142
 〈明智小五郎事件簿(p.123-129)、明智ミステリ年表(132-142)も収録〉
コラム・明智に対した犯罪者1/平山雄一 p.143
明智小五郎の更なる活躍/住田忠久 p.144-173
 A-準乱歩作品
 B-乱歩原作の改作物
 C-乱歩名義のクイズ作品
 D-乱歩全集(春陽堂版)月報掲載の犯人当て懸賞コント(クイズ)
 E-他作家によるパスティーシュ、パロディ作品
雑誌『少年』掲載の江戸川乱歩(名義)のクイズ小説(漫画)総解説/住田忠久 p174-204
漫画に登場した明智小五郎/住田忠久 p.205-223
 雑誌付録及び雑誌連載(掲載)漫画作品
 子どもむけ絵物語及び抄録
 こんな漫画もあったのだ!
 -明智の名を取り上げた巨匠たちの作品-
明智小五郎挿絵考/住田忠久 p.224-229
舞台の明智小五郎/住田忠久 p.230-279
コラム・舞台の明智(保篠龍緒の明智劇)/住田忠久 p.258
コラム・リーディングシアター『黒蜥蜴』/住田忠久 p.271
コラム・明智に対した犯罪者2/平山雄一 p.279
銀幕の明智小五郎/住田忠久 p.280-337
コラム・狙われる男No.1、宇佐美淳!/住田忠久 p.303
幻の松竹版『一寸法師』ストーリー/住田忠久 p.338-356
コラム・明智に対した犯罪者3/平山雄一 p.357
ブラウン管の明智小五郎/住田忠久 p.358-443
コラム・明智小五郎、ポーの身上調査に挑む/住田忠久 p.396
コラム・タモリ、志村けんの明智小五郎!/住田忠久 p.421
コラム・CMにも登場!明智小五郎と二十面相/住田忠久 p.425
コラム・テレビの明智はスポーツカーがお好き」?/住田忠久 p.431
コラム・幻のアニメ作品、テレビ劇画『パノラマ島奇談』/住田忠久 p.439
TVドラマ『江戸川乱歩シリーズ 明智小五郎』覚書/住田忠久 p.444-480
TVドラマ『明智探偵事務所』の思い出/浜田知明 p.481-492
コラム・幻の未放送エピソード『明日香の月はウソつき』について/住田忠久 p.490
TVドラマ『江戸川乱歩の美女シリーズ』覚書/住田忠久 p.493-517
我らが明智小五郎! 天知茂物語/住田忠久 p.518-547
ラジオの明智小五郎/住田忠久 p.548-561
明智小五郎音源資料室/住田忠久 p.562-573
明智小五郎の謎/住田忠久 p.574-584
小林少年の謎/住田忠久 p.585-588
 (容貌/服装/特技/道具)
磔刑の調べ(書き下ろし小説)/柚木まい p.589-628
『鉄塔の怪人』で二十面相は、まだ死んでいる!?/浜田知明 p.629-631
コラム・二十面相のヘリコプター/住田忠久 p.630
シャーロック・ホームズと明智小五郎/実吉達郎 p.632-657
アルセーヌ・ルパンと明智小五郎-或いは保篠龍緒と江戸川乱歩/住田忠久 p.658-663
明智・小林少年・二十面相と当時の少年/実吉達郎 p.664-681
明智小五郎関連図書/住田忠久 p.682-687
『明智小五郎読本』製作録-あとがきにかえて/住田忠久 p.688-692

〈資料篇〉 巻末項より

明智小五郎読本目録/住田忠久編

 明智小五郎、少年探偵団登場作品目録(作品データ集成) p.4-46
 明智小五郎舞台目録(作品スタッフ、配役収録) p.47-99
 明智小五郎映画目録(作品スタッフ、配役収録) p.100-120
 明智小五郎ドラマ目録(作品スタッフ、配役、連ドラ放送データ収録) p.121-206
 明智小五郎アニメ目録(作品スタッフ、配役収録) p.207-220
 明智小五郎ラジオ目録(作品スタッフ、配役収録) p.221-229
 明智小五郎書籍目録 p.230-255
  (一般向け作品収録書/児童向け作品収録書/翻訳書)
 明智小五郎漫画・絵物語作品目録 p.256-281
  (単行本漫画作品/雑誌付録及び雑誌連載漫画作品/子供向け絵物語及び抄録作品)

明智先生といえば、国立劇場10月歌舞伎公演の乱歩歌舞伎第2弾、「京乱噂鉤爪」もお見逃しなく!ごひいきの梅玉丈も待望の悪役でいろいろ楽しみにされているようです。

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2009/10/05

最近観た映画と芝居

ざっと最近観た映画と芝居の感想をば。

シネマート六本木での中川信夫レトロスペクティヴにて。
「思春の泉」(1953・新東宝)
終盤の、結婚式と時造・モヨ子の揉め事が同時進行していくシーンの人物の出入り、場面の移り変わりが鮮やかでワクワクした。宇津井健が当時の農村の健やかな青年って感じでイイ。左幸子、はじけててキュート。
東野英治郎が後年の水戸黄門のように揉め事を裁くのが面白い。

「『粘土のお面』より かあちゃん」(1961・新東宝)
北沢典子扮する木村先生と二木てるみ扮する正子が別れるシーンは、小学校のときに大好きだった先生が産休でお休みするときの寂しさを思い出して胸がきゅんとした。
終了後、二木てるみさんのトークショーあり。弟の稔役を演じた津沢彰秀さんと約50年ぶりの再会を果たすというサプライズもありました。

ラピュタ阿佐ヶ谷にて。
「トラン・ブーラン 月の光」(1954・新東宝)
先の大戦下のマレー半島を舞台に、日本兵(小笠原弘)と現地の娘さん(雪村いづみ)の切ない恋を描く。先日亡くなった松林宗恵氏が監督している。
雪村いづみはとにかくかわいい!!そして「トラン・ブーラン」はマレー近辺の歌らしく、なかなかいいメロディ。小笠原弘は、いいお兄さんという感じだ。それにしても、鐘のなっていた頃の新東宝は高島忠夫とか宇津井健とか小笠原弘とか明朗系キャラのほうが仕事来てますな。
いづみタンの兄が沼田曜一で、ちょっとキュートなキャラが気に入った。その婚約者が三原葉子。三原葉子、マレー語しゃべっても彼女のセリフの言い方になっていて味わい深い。
そして、われらの天知茂様も出演しているが、現地のゲリラ隊長でしかも部下が殿山泰司だ!!ビジュアルは黒塗りした「恐怖のカービン銃」の大津みたいで、セリフは全部マレー語・・・。→巻き舌の発音はうまかったと思うが。
あと、加東大介の佐々木一等兵のユーモラスなたたずまい、細川俊夫や三村恭二の士官は、「ああ、こういう人いたんだろうんなあ」というリアルさを感じました。

歌舞伎座の9月大歌舞伎
「浮世柄比翼稲妻」の「鈴が森」
梅玉丈の「鈴が森」白井権八を長年みたいと思っていたのだけど、夢がやっとかなった(泣)。
刀の扱いの丁寧さ、折り目正しさ(権八はお武家さんだから)、長兵衛への礼儀正しさなど結構な権八でありました。
権八が雲助を斬ってから、花道の七三に行って身構えたところで蜩の合方が入る場面、ゾクゾクしますな。立ち回り好きなので。

再びラピュタ阿佐ヶ谷にて。
「忍法忠臣蔵」(1965・東映京都)
丹波先生の役のたたずまいは、「亡八武士道」の明日死能のルーツみたいな感じを受けた。後半の着物の紋所の部分が雪月花の文字になっていたのがおしゃれである。丹波先生の立ち回りはワイルドでスカッとする。
あと、内蔵助と丹波先生の敵討ちに関するやり取りは、「元禄忠臣蔵」を思い出した。
お軽に化けたくノ一が、新東宝出身の扇町京子タンであったので何だかうれしい。そして堀部安兵衛がおやっさん(小林昭二)!

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2009/08/30

「東海道四谷怪談」と「日本残酷物語」

シネマート六本木の中川信夫レトロスペクティブにて鑑賞。

「東海道四谷怪談」(1959・新東宝)は、やっぱり良い。天知茂の目を伏せる演技、大友純の生臭さ、若杉嘉津子の情念、画面の随所に現われる赤い色。。。
上映終了後、音楽担当の渡辺宙明さんのトークショーあり。胡弓などの和楽器も使ったのだそうだ。そういえば、お岩様が伊右衛門への嘆きの言葉を言う場面などに使われていた!

「日本残酷物語」(1963・新東宝興行=しばたプロ)は、武智鉄二の「日本の夜 女・女・女物語」と同じく和製モンド映画。ナレーションは、われらが司会者宮田輝だ!

裸女にペインティングする前衛芸術から通勤ラッシュ、新幹線、蘇民祭、トド撃ち、ゲテモノ料理の数々、ゲイバー、さまざまな美容術、猫の皮を加工して三味線にするとこ、アイヌのクマ祭り、奄美大島の休日、徳之島のノロさんまで当時の日本中のさまざまな光景が映し出される。
ゲテモノ料理とか美容術とかゲイバーは「日本の夜」にも出てきてた。ただ、作品のクオリティはコチラのほうが高いような。

豆まきのシーンで、林家三平、小唄勝太郎と一緒に先代市川門之助が映っていた!懐かしい。

徳之島の場面で共同墓地とか風葬用の棺のような入れ物とか洗骨の場面が出てくるのだけど、その辺を撮影して大丈夫だったのだろうか?岡本太郎の例の一件をさかのぼること数年前の撮影ですが。

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2009/08/29

あなたが好きな“名探偵”は誰ですか?

久しぶりにコネタマに参加。

あなたが好きな“名探偵”は誰ですか?
そりゃあ、明智小五郎です!




コネタマ参加中: あなたが好きな“名探偵”は誰ですか?

2009/08/27

『海よ俺らの歌に泣け』上映会のお知らせ

このたび、先日の「黒と赤の花びら」に引き続き天知茂デビュー60周年企画第2弾、「海よ俺らの歌に泣け」の上映会を行います。
この映画は新東宝末期に作られた作品ですが、なかなか上映の機会がない作品のようです。作品の内容が不明だったりしますが、天知さんの写真集に誰かを殴っているショットでのスチールが一枚載っているぐらいしか私も作品の情報が手に入りませんでした。
今回は遅い時間からの上映ですので、お仕事の帰りにお立ち寄りいただければ幸いです。

※上映の詳細、お問い合わせ、お申し込みは花田さん( mamushi_brothers 「@」hotmail.co.jp →アットマークは半角に変換してください)まで。

以下、上映情報。


---------------------------------------------------------------------------

『海よ俺らの歌に泣け』
1961年/千代田映画製作、新東宝配給作品/モノクロ/75分

監督:田口哲
脚本:田代淳二、田口哲/撮影:柾木四平/音楽:吉野達弥
出演:白根一男 万里昌代 天知茂 左京未知子 今村原平

<イントロダクション>
天知茂デビュー60周年企画第2弾として1961年公開の『海よ俺らの歌に泣け』を上映!!
今回はTCC試写室での上映会では初の試みとして平日の夜にレイトショー上映します!!
『海よ俺らの歌に泣け』は国際放映にフィルムが現存しないとても珍しい作品で、内容の詳細についての情報も一切ありません。
正直言って当日上映してみて初めて内容がわかる出たとこ勝負ですが、名画座で上映される可能性がゼロなのでこの機会を逃すといつ観れるかわからない非常に珍しい作品ですので、是非ご来場ください!!

<上映スケジュール>
8月27日(木)
19:30 開場
20:00~21:15 上映

8月28日(金)
20:30 開場
21:00~22:15 上映

<会場>
新橋TCC試写室
住所:東京都中央区銀座8丁目3番先 高速道路ビル102号東京都中央区銀座8丁目3番先 高速道路ビル102号
HP:http://www.kokuei-tcc.co.jp/index.html

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2009/08/14

「没後25周年レトロスペクティヴ 生きてゐる中川信夫」開催!

映画とイベントのお知らせ。

わが愛する俳優、天知茂サマの代表作「東海道四谷怪談」を監督した中川信夫監督の特集上映、および中川監督を偲ぶ「酒豆忌」を下記のとおり行います。
『恋すがた狐御殿』(→原作が「狐と笛吹き」で、ともねが美空ひばり、春方がいまの坂田藤十郎!)『東海道四谷怪談』『怪異談 生きてゐる小平次』(監督の遺作です。)は、歌舞伎の作品と見比べてもいいかも。
天知さん出演モノでは、「憲兵と幽霊」の色悪ぶりがオススメです。

「酒豆忌」は一昨年、昨年と参加させていただきましたが、ファンも参加できるオープンな集いです。

【以下、ご案内】
このたび、シネマート六本木で特集上映「没後25周年レトロスペクティヴ 生きてゐる中川信夫」を開催することになりました。
上映期間中は映画の上映のほかに、ゲストをお呼びしてのトークイベント、中川監督を偲ぶ「酒豆忌」も行います。
今回は、中川信夫監督の詩集「業」も復刻・販売いたします。
映画、縁の方々のお話、詩といろいろな角度から中川信夫監督に接してみませんか?皆様のご来場をお待ちしております。

【開催要領】
日時:2009/8/29(土)~9/25(金)
会場:シネマート六本木
   http://www.cinemart.co.jp/
上映作品:
『エノケンの頑張り戦術』『私刑(リンチ)』『アマカラ珍騒動』『若さま侍捕物帖 謎の能面屋敷』『高原の駅よさようなら』『思春の泉』『若き日の啄木 雲は天才である』『ほらふき丹次』『番場の忠太郎』『青ヶ島の子供たち 女教師の記録』『恋すがた狐御殿』『憲兵と幽霊』『影法師捕物帖』『東海道四谷怪談』『雷電』『続 雷電』『地獄』『「粘土のお面」より かあちゃん』『日本残酷物語』『怪異談 生きてゐる小平次』(全20本)
※作品により画質、音声が必ずしも良好でない場合がございます。あらかじめご了承ください。
各作品の上映開始時間:13:00/15:00/17:00/19:00 [各回入れ替え制]
8/29 東海道四谷怪談/エノケンの頑張り戰術/怪異談 生きてゐる小平次/日本残酷物語
8/30 恋すがた狐御殿/怪異談 生きてゐる小平次/日本残酷物語/東海道四谷怪談
8/31 東海道四谷怪談/エノケンの頑張り戰術/怪異談 生きてゐる小平次/恋すがた狐御殿
9/1  エノケンの頑張り戰術/東海道四谷怪談/恋すがた狐御殿/怪異談 生きてゐる小平次
9/2  怪異談 生きてゐる小平次/恋すがた狐御殿/東海道四谷怪談/エノケンの頑張り戰術
9/3  恋すがた狐御殿/怪異談 生きてゐる小平次/エノケンの頑張り戰術/東海道四谷怪談
9/4  番場の忠太郎/恋すがた狐御殿/怪異談 生きてゐる小平次/日本残酷物語
9/5  高原の駅よさようなら/番場の忠太郎/若き日の啄木 雲は天才である/恋すがた狐御殿
9/6  若き日の啄木 雲は天才である/番場の忠太郎/高原の駅よさようなら/地獄
9/7  高原の駅よさようなら/若き日の啄木 雲は天才である/地獄/番場の忠太郎
9/8  若き日の啄木 雲は天才である/地獄/番場の忠太郎/高原の駅よさようなら
9/9  雷電/続雷電/地獄/若き日の啄木 雲は天才である
9/10 高原の駅よさようなら/地獄/雷電/続雷電
9/11 憲兵と幽霊/雷電/続雷電/地獄
9/12 雷電/続雷電/地獄/憲兵と幽霊
9/13 憲兵と幽霊/思春の泉/雷電/続雷電
9/14 雷電/続雷電/憲兵と幽霊/若さま侍捕物帖 謎の能面屋敷
9/15 若さま侍捕物帖 謎の能面屋敷/雷電/続雷電/思春の泉
9/16 「粘土のお面」より かあちゃん/アマカラ珍騒動/若さま侍捕物帖 謎の能面屋敷/憲兵と幽霊
9/17 思春の泉/若さま侍捕物帖 謎の能面屋敷/「粘土のお面」より かあちゃん/アマカラ珍騒動
9/18 アマカラ珍騒動/思春の泉/若さま侍捕物帖 謎の能面屋敷/「粘土のお面」より かあちゃん
9/19 思春の泉/「粘土のお面」より かあちゃん/若さま侍捕物帖 謎の能面屋敷/アマカラ珍騒動
9/20 「粘土のお面」より かあちゃん/影法師捕物帖/アマカラ珍騒動/ほらふき丹次
9/21 ほらふき丹次/アマカラ珍騒動/青ヶ島の子供たち 女教師の記録/私刑
9/22 私刑/ほらふき丹次/影法師捕物帖/青ヶ島の子供たち 女教師の記録
9/23 青ヶ島の子供たち 女教師の記録/私刑/ほらふき丹次/影法師捕物帖
9/24 私刑/青ヶ島の子供たち 女教師の記録/影法師捕物帖/ほらふき丹次
9/25 影法師捕物帖/ほらふき丹次/青ヶ島の子供たち 女教師の記録/私刑
料金: 一般:1,200円 学生・シニア:1,000円  前売券:1,000円
毎月1日サービスデー 1,000円均一 毎週水曜レディースデー(女性1,000円)
毎週月曜メンズデー (男性1,000円)
●各回定員入れ替え制
※作品により画質、音声が必ずしも良好でない場合がございます。あらかじめご了承ください。
イベント:
 8/29(土)13:00『東海道四谷怪談』上映後 渡辺宙明さん(作曲家)
 9/ 5(土)12:30『高原の駅よさようなら』上映前 香川京子さん(女優)
 9/12(土)13:00『雷電』上映後 北沢典子さん(女優)&矢代京子さん(女優)
 9/19(土)13:00『思春の泉』上映後 瀬川昌治監督
 9/19(土)17:00『謎の能面屋敷』上映後 鈴木健介監督
 9/20(日)13:00『かあちゃん』上映後 二木てるみさん(女優)
 9/12(土)12:30—17:30「酒豆忌」(会場・シネマート六本木)
     会費:3,000円
     お酒と豆腐をこよなく愛した中川信夫監督を偲ぶ集い「酒豆忌」。
     監督が亡くなられてから関係者たちで行われてきたもので、2000年からは
     ファンの方々も参加できるようになりました。
     参加者には復刻版『中川信夫詩集 業』をプレゼント。
     (詩集は期間中、物販コーナーでも販売予定)

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2009/07/17

【訂正アリ】「黒と赤の花びら」上映会のお知らせ

(7/17追記)7/19の上映は、おかげさまで満席になりました!18日も残席わずかです。
※昨日、満席日の記載を間違えてアップしておりました。上記の内容が正しい内容です。
読者の皆様、関係者の皆様、大変失礼いたしました。

このたび、映画の友のみなさんたちのご尽力により、天知茂サマの主演作品「黒と赤の花びら」(1963・大宝)が上映されることになりました。
大宝は、新東宝が倒産したあとの存続会社のひとつだったのですが、数本の作品を残して営業を停止しました。この「黒と赤の花びら」もその数少ない作品のひとつです。
天知さんの写真集「ニヒル」に、数枚かっこいいショットのスチールが載っている作品で、昨年のグリソムギャングでの「好漢・天知茂シアター」でも上映候補作のひとつでしたが、フィルムの存在が確認できずお流れになっていました。しかし、先日フィルムの存在が確認され、上映会を開催することになった次第です。
今年は天知さんのデビュー60周年の年であるのですが、そんな天知さんの私たちへの天国からのプレゼントなのかもしれません。

シゲルファンの方、シゲルに興味を持った方、珍しい映画を観たい方、皆様のご参加を心からお待ちしております。

以下、告知です。

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発掘!幻の大宝映画 第一弾『黒と赤の花びら』上映会のご案内

【大宝とは?】

 1961年、倒産した新東宝は三つの会社に分裂する。清算会社である新東宝本社、製作部門のニッポン・アートフィルム・カンパニー(NAC 後の国際放映)、そして配給会社として1961年の9月に設立されたのが大宝であった。
だがその活動も長くは続かず、年が明けた1962年の1月の頭には大宝は業務を停止してしまう。この僅か3ヶ月強の間に大宝によって配給された作品は次の5本。

『狂熱の果て』(佐川プロ製作 監督 山際永三 1961年11月1日公開)
『黒い傷あとのブルース』(佐川プロ製作 監督 小野田嘉幹 1961年11月22日公開)
『飼育』(パレスフィルムプロ製作 監督 大島渚 1961年11月22日公開)
『大吉ぼんのう鏡』(シナリオ文芸協会製作 監督 猪俣勝人 1962年1月3日公開)
『黒と赤の花びら』(佐川プロ製作 監督 柴田吉太郎 1962年1月14日公開)

 これに経緯は判らないが大宝の業務停止後に公開されたらしい『波止場で悪魔が笑うとき』(監督 中川信夫 製作プロ・公開日不明)を加えた計6本が大宝の配給作品の全てと思われる。
 この内、大島渚の『飼育』こそフィルムの現存がはっきりしており、DVD化もされているが、あとの5本については現在新東宝作品の管理をしている国際放映にもプリントはなく、また、5本の内3本を製作された故佐川滉プロデューサーも生前フィルムの所在を探しておられたが結局見つからなかったそうである。故にこれらの大宝配給作品は既に現存しない作品と永らく思われて来たのである。

【3作品の16mmプリントを遂に発見!】

 上記の如く既に失われたと思われていた大宝配給の5作品、だが今回、遂に3本の作品の16mmプリントの所在を突き止めたました!
見つかったのは『黒い傷あとのブルース』『黒と赤の花びら』そして『波止場で悪魔が笑うとき』の3作品。
 既に権利関係すらあやふやになっているこれらの作品を一般劇場でかける事は難しいかもしれません。しかし、これら幻の作品たちをスクリーンに蘇らせる為、「発掘!幻の大宝映画」と銘打って、新橋TCC試写室でのシリーズ上映を企画しました。

 先ず初回を飾るのは『黒と赤の花びら』。
この作品は天知茂主演作、7月には天知茂ご命日もあるし、また今年は天知茂のデビュー60周年にも当たるとのことでそれに絡めての上映です。
二日目7/19の上映後には、この作品のチーフ助監督を務められていた山際永三監督をお招きして、当時のお話も伺います。

当然ソフト化やCS放映なども望めないこの作品、天知ファン、新東宝ファンはこの機会を逃すと今度はいつ観られるか判りません、是非、足を運んで幻の作品を堪能して下さい。

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発掘!幻の大宝映画 第一弾!
天知茂 デビュー60周年&追悼企画

『黒と赤の花びら』

1962年 佐川プロ製作 大宝配給作品

製作:佐川滉 監督:柴田吉太郎 原案:牧源太郎 脚本:宮川一郎/柴田吉太郎
音楽:菊村紀彦 美術:宮沢計次 撮影:須藤登 助監督:山際永三
出演:天知茂/上月左知子/丹波哲郎/三原葉子/安井昌二/松尾和子/細川俊夫/大友純/沖竜次/扇町京子/松浦浪路 他

<解説>
テレビのケンちゃんシリーズで知られる柴田吉太郎監督のデビュー作にして唯一の劇場作品。チーフ助監督には一足先に監督デビューを果たしていた山際永三監督が「先輩の応援のために」とついている。

<あらすじ>
激流の洋上で起きた船舶遭難事故。遭難による保険金の詐欺の疑いを持った海上保険の調査官田代は調査を進めていく内に、その背後にある別の事件の存在に気がつく。
事件の真相を突き止めようと更に調査を進めていく田代であったが....。

<上映スケジュール>
7/18(土)
12:30 開場
13:00~14:30 上映

上映カンパ金 1800円

7/19(日)
12:30 開場
13:00~14:30 上映
14:40~15:30 トーク:ゲスト 山際永三監督

上映カンパ金 2300円

※トークショーに関しては若干時間が前後するかも知れません、また、実はこの作品の正確な上映時間が判っていません。その為、両日共にタイムテーブルはあくまでも予定となります。ご了承ください。

<会場>
新橋TCC試写室
住所:東京都中央区銀座8丁目3番先 高速道路ビル102号
7736470_3451424765_2

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<ご予約>
ご予約なしの当日来場も受け付けますが、満席の場合はご入場をお断りする場合があります。確実なご鑑賞の為にはご予約下さい。
ご予約は下記予約専用メールアドレスへメールにてお申し込み下さい。

予約専用メールアドレス:daiho@nipponeiga.com

なお、ご予約のキャンセルは可能ですが、その場合は事前にご一報頂きたくお願いいたします。

それでは皆様のご来場、お待ちしております。

(6/21追記)
予約フォームが出来上がりました。
http://www.nipponeiga.com/daiho/

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2007/12/20

「いも侍 蟹右ヱ門」

ラピュタ阿佐ヶ谷に、「いも侍 蟹右ヱ門」(1964・松竹京都)を観にいってきました。

感想は天知茂専門別館のコチラ

長門勇扮する蟹右ヱ門が主人公のロードムービーで、天知さんが彼と道中で会う道場破りの七人組のひとりとして出演。逆手持ちで刀を構えるのがかっこいいっす。
ヤクザの娘で出演の倍賞千恵子、かわいい!すりの野川由美子、小股が切れ上がったいい女です。

2007/12/08

「君は海を見たか」

ラピュタ阿佐ヶ谷で「君は海を見たか」(1971・大映東京)観てきました。
天知茂が、珍しく難病の子を抱えるサラリーマンを演じてます。フィルムが色あせていて、高知の海の青さが薄かったのがチト残念。デジタルりマスター版DVD作りませんか>角川映画さん
詳しい感想は天知茂専用別館のコチラで。

2007/12/06

「ごろつき犬」

2日に、川崎市市民ミュージアムに「ごろつき犬」(1965・大映東京)観にいってきました。田宮二郎の犬シリーズの中ではお気に入りの作品。
ここの映写室、フィルムセンターと同じぐらい安くて、座席も快適。画面もなかなか観やすかったです。
感想は天知茂専用部屋のコチラで。